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LGBTQ +って?LGBTQ +について勉強してみた

こんにちは!ユキチです。 最近よく聞くLGBTQ+についていろいろ調べてみました。法務省のホームページや、ジェンダー平等社会の実現に向けて進めている明石市のホームページを参考にしながら、まとめてみました。すべての人が過ごしやすくなるように、一緒に理解を深めていけたらと思っています。

    そもそもLGBTQ+って?
    LGBTQ+の意味は?定義って何?

    LGBTQ+とは?

    ・L(レズビアン)

    女性の同性愛者のことで、心の性別が女性で、恋愛対象も女性の方を指します。

    ・G(ゲイ)

    男性の同性愛者のことで、心の性別が男性で、恋愛対象も男性の方を指します。

    ・B(バイセクシャル)

    両性愛者のことで、恋愛対象が女性にも男性にも向いている方を指します。

    ・T(トランスジェンダー)

    身体の性別は男性でも心の性別が女性、のように身体の性別と心の性別が一致しない方や、自分の身体の性別に違和感を持つ方を指します。

    ・Q(クエスチョニング、クィア)

    クエスチョニングは、自分の性別がわからない人や決めていない人、決めたくない人、迷っている人のことを指します。

    クィアは、元々は同性愛者を侮辱する言葉として使われていましたが、当事者の方たちが前向きな意味で使い始めたものです。

    ・+(プラス)

    プラスは、この上にあげたものだけでなく他にも様々なセクシャリティがあるということを意味します。

     

    昔は性別に関して
    どのような認識を
    持っていたのでしょうか。

    性別は作られたもの?

    ヨーロッパを中心とした世界の多くでは昔から、夫(男)と妻(女)から子供が生まれる家族を1単位として政治や社会が成り立ってきたので、子供の生まれない異性愛は異端だという考え方がありました。どの時代にもLGBTQの人はいたけれど、「正常ではない人」という考え方で虐げられていたそうです。日本では、江戸時代までは性の在り方に緩やかでしたが、明治になり欧米列強に負けない近代国家を作るため彼らの「男と女を分ける」という制度を取り入れ、これがその後の日本社会にも浸透することになりました。

     

    もっと新しい性が増えている?

    先ほど、+(プラス)の話がありました。

    今まではLGBTという区別しかなかったですが、少しずつ違うような方たちが増えていきました。人の数だけセクシャリティがあるけれど、概念だけではない科学的な分別の仕方が増えているということだそうです。自分はこうである、とより詳しく表すためにどんどん細分化されていきます。

     

    SOGI(ソジ)って?

    LGBTQ+を調べるに当たって、SOGIというワードが出てきました。

    SOGIというのは、性的指向のSO(セクシュアル・オリエンテーション)、性自認のGI(ジェンダーアイデンティティー)の頭文字を取った性の多様性を表す際に使われるものだそうです。人の属性を表す略称で、LGBTQ+以外の人を含むすべての人が持っている属性のことです。LGBTQ+がどんな人であるかを表すのに対して、SOGIは性の要素そのものを表しているという違いがあります。特定の人々にのみ配慮するのではなく、すべての人にとっての平等や、対等、人権の尊重という観点から、SOGIという言葉が使われるようになりました。

    性的指向や性自認に関するハラスメントをSOGIハラスメントと言います。2020年6月から施行された改正労働施策総合推進法に基づくハラスメント指針においても、SOGIハラスメント防止の対応が企業や地方自治体に義務づけられることになりました。

     

    当事者の方にとって
    今の社会の現状は
    どのようなものなのでしょうか?

    LGBTQ+の方の中には、性的指向や性自認をカミングアウトして、偽りなく生きたいと思っている人が多くいらっしゃいます。

    しかし、「今の人間関係が壊れてしまうのではないか」「否定的な反応が返ってくるのではないか」と悩んで、なかなか打ち明けられないという方が多いのが現状です。実際に、LGBT当事者の意識調査では、職場や学校で差別的発言を聞いたことがある当事者の方は15,064人のうち、71.7%ということです。また、カミングアウトしている人は15,064人のうち27.6%ということです。(出典 日高庸晴 宝塚大学看護学部教授 「LGBT当事者の意識調査―いじめ・職場環境問題―」)

    LGBTQ+の当事者の方に対して性別表現を嘲笑したり、からかったりするような日常では、カミングアウトをすることは困難になってくるということです。

     

    ▼職場や学校で差別的発言を聞いたことがある当事者の方

     

     

    ▼性的指向や性自認をカミングアウトしている人

     

     

    グラフ引用元:法務省人権擁護局

     

    参考文献

    法務省人権擁護局

    明石市

    最後に!

    以上、LGBTQ+について述べてきましたが、いかがでしょうか?

    レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーなど、言葉は聞いたことあるけれどなんだか難しいなと感じることが多かったのですが、この機会に改めて用語の意味や歴史を学ぶことで、今まで以上に知ることができました。特に、+に関してはどんどん細分化されているみたいなので、まだまだ知らないことがありそうですね!正しい知識をつけて、みんなが生きやすい社会を作っていきたいと感じました。

     

    最後までお読みいただきありがとうございました!

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