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これであなたも断り上手!?断れない人のための断り方講座!
2023.08.30
頼み事やお誘いなど、今までに断れなかった経験はありませんか?時間もお金も有限です。また、やりたくないことをやっていると心がすり減ってしまいます。そこで、自分のやりたくないことは断る強さを持って自分を守りましょう!「断る」ということについてのあれこれと、上手に断るコツを大学生に聞いてみました!
断れない人って多いの?少ないの?
大学生20名にアンケートをとると、頼み事やお誘いを「断ることができる」と答えた人は58.8%、「断ることができない」と答えた人は41.2%でした。これは、約2.4人に一人が頼みごとを断れなということになります。また、断ることができずに頼み事などを引き受けたことがある人は94.1%、ない人は5.9%でした。このことから断れない人って結構多いことが分かります。一定数いるにもかかわらず、断れないことに苦しんだり、優柔不断であることを責められたりするのは悲しいですね。
断れないって悪いことなの?
「断ることができない」と答えた人に、なぜ断れないのかと質問してみました。すると以下のような答えが返ってきました。
「相手が可哀そう」
「断ったら失望されるのではないかと不安だ」
「相手に申し訳ないと思う」
「自分の予定などをずらせばできないことはないから断れない」
「次会うのが気まずい」
「嫌な顔をされたくない」
「気を遣ってしまう」
「変な空気になるのを避けてしまう」
これらの答えを見てみると、全て相手のことを考えたうえであるということが分かります。ですから、断れないのは優しさなのです。断れないことは悪いことではありません。貴方が優しい証拠なのです。まずはそんな優しい自分を褒めてあげてください。
誰からのどんなことが断りにくい?
最近の大学生は誰からのどんなことを断りにくいと感じているのでしょうか。質問してみると以下のような答えが返ってきました。
「店長からのシフト入れる?」
「予定がない日のお誘い」
「恋愛感情で見ていない異性からの遊びのお誘い」
「先輩からの飲み会のお誘い」
「家ですっぴんの時の「今から会える?」」
「海外の子供が助かる系の募金や商品販売」
「目上の人からの頼まれごと」
「友達からの遊びのお誘い」
確かに断りにくいものばかりですよね。アンケート調査で最も多かったのは「店長からのシフト入れる?」でした。これは断りにくいですよね。私も断れずに勤務時間が長くなったことがあります。やはり、断りにくいと感じることは皆さん似ているのですね。今この記事を読んでいる貴方の断れないことに似ているものはありましたか?これを断れないのは自分だけではないと思うと少し安心しますよね。
上手な断り方のコツって何?
断れないのは優しい証拠です。でもそれって自分自身には優しくないですよね?自分自身にも優しくなれるようにまずは引き受けたくないことは断ってしまいましょう!とは言っても、断るのって難しい。そこで、大学生に調査してみました。大学生に聞いた上手な断り方を紹介します!
具体的な用事を言う
具体的な用事を言うのはとても大切なことですよね。「その日彼氏とデートです」とか、「今日は課題があるので難しいです」とか。断る理由が他の用事であれば、相手の気分を害してしまう可能性は低いのではないでしょうか。でも、断りたいけど用事がないときもあります。そんな時は予定があると思い込んで架空の予定をつくったり、時間が合わないふりをするのはいかがでしょうか。姑息な手段ではありますが、嘘も方便です。
条件を出す
恋人がいるのに異性と二人での遊びに誘われてしまった、何時間もかけて取り組んだ課題を写させてほしいと頼まれた、そんな時に使える技がこれです。「あと何人か誘って遊ぼうよ」とか、「お昼ご飯買ってくれるならいいよ」などを優しくにこやかに言ってみるのはいかがでしょうか。この技を使用する際のポイントは、「この条件を飲んでくれるのであれば頼み事やお誘いを引き受けても構わない」と思う状況であるかどうかです。絶対に断りたい場合にこの技を使用するのはお勧めしません。
簡潔に断る
これは断れない人にとって最も難しいことではないでしょうか。頭の中では「ごめん無理」と思っていても、なかなか口に出すことはできません。ですが、だらだらと理由をつけるよりも相手に伝わりやすいことは確かです。何度もしつこく誘ってくる人などには、簡潔に断ることが一番効果的であるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、大学生の「断る」ということについてのあれこれを紹介しました。時間もお金も心の余裕も有限です。断れないのは優しい証拠ですが、自分自身に優しくすることもとても大切なことです。断れない人にとって少しでも参考になったり、断れないのは自分だけではないと安心できるものになっていれば嬉しいです。相手のことを考えて断れない貴方も優しくてとっても素敵ですが、「断る」という面から自分自身にも優しくしてみてください。貴方のことを一番可愛がれるのは、まぎれもなく貴方自身なのです!